
ここでは、ハーブやスパイスについて、苗から育てる方法、種から育てる方法について書かれています。
前回と同じように、観葉植物やベランダ菜園などで、植物を育てた経験がおありの方にとってはそれほど難しい個所ではないと思います。
とは言え、種のまき方と、それに適したハーブ(P75右下の囲いの部分)や、具体的な時期が記されているハーブについては、チェックしておきましょう。
Contents
ハーブ・スパイスの育て方(P74)
苗から育てる
ハーブ・スパイスは苗を買ってきて植えることが一番手軽な方法です。
その際の大切なチェック項目は
・病害虫がいないか?
・株元がふらつかずしっかり根を張っているか?
・葉の色が鮮やかでかれていないか?
植え替えの方法
市販されている苗(3号、直径9cm)を一回り大きな5~6号(直径15~18cm)へ
この後は、1~2年目を目安に少しずつ大きな鉢に植え替える。
*おすすめは鉢は素焼き(通気性がよく排水しやすいため)
植え替えの手順
1.鉢の底に鉢底ネットを敷く(土こぼれ、防虫)
2.軽石を底が隠れるくらいまで入れる(水はけのため)
土を入れる(鉢のふちから3~5cm下がったところまで)
3.ポットから取り出す。(根を傷つけないように土と根を軽くほぐす)
4..準備していた鉢に、取り出した苗を入れて周りから槌を隙間なく入れる。
*葉が埋まらないように注意!
5.鉢底から水が流れさすまでたっぷりと水をやる。
植え替えから1~2日は半日陰。
種から育てる
種まきの時期は3つ
- 春蒔き—4月~5月初旬
- 秋蒔き—9月~10月初旬
- .春、秋どちらでも良い
春蒔き
1.春蒔き—4月~5月初旬—寒さに弱く夏から秋にかけて開花
*ハイビスカスは5月の連休明けまでに蒔くと発芽しやすい!
秋蒔き
2.秋蒔き—9月~10月初旬—寒さに強く春に開花
春、秋どちらでも良い
3.春、秋どちらでも良い—タイム・ローズマリーなど
種の蒔き方も3種類
1.ばら蒔き(小さい種)—土の表面にまく
カモミール、シソ、チャービル、ディル
2.点蒔き(大きい種)—間隔を決めて2~3粒ずつ蒔く
コリアンダー、セージ、バジル
3.条(すじ)蒔き(細かい種)—蒔く位置に溝を作り、2つ折りした紙で蒔く
チャイブ、ルッコラ
押さえておきたい試験対策のポイント
・種まきの種類とそれに対応したハーブ、また種まきの方法はしっかり覚えておきましょう。
- 春巻き
- 秋蒔き
- 春秋どちらでも良い
- ばら蒔き
- 点蒔き
- 筋蒔き