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フェイシャルケア(Part4):P58~
ここでは、ハーブ・スパイスをフェイシャルケアに用いる方法です。
ハーブ・スパイスをフェイシャルケアに用いることで、肌の調子を整えるとともに香りによるリラックス効果も得ることができます。
ハーブ・スパイスによるフェイシャルケアの特徴
●心身に作用する
ハーブ・スパイスによるフェイシャルケアをしながら香りによってリラックスできます。
この、心身の両方に作用するのがハーブ・スパイスの特徴です。
フェイシャルケアには、
- フェイシャルスチーム
- フェイシャルマスク の2つの方法があります。
1.フェイシャルスチーム(1回あたりの使用量=3~5g)
フェイシャルスチームとは、ハーブ・スパイスに含まれる精油などの揮発性の成分と蒸気を利用する方法です。
・血行を良くする働きもあります。
・また、直接肌に作用するだけではなく、香りの成分からは、リラックス効果も得ることができます。
*精油成分は油に溶けやすい脂溶性成分です。(P15参照)
・普通肌の人は、10分間、敏感肌の人は5分間。
注意のポイント
・揮発性の成分が目の粘膜を刺激するので、必ず目を閉じて行う。
・多くとも、週に2回ほどにする。
2.フェイシャルマスク(1回あたりの使用量=3~5g)
フェイシャルマスクとは、ティーと同様に水に溶けやすい成分(水溶性成分)を抽出して使います。
*洗顔後に行います。
・温湿布—乾燥が気になる場合
・冷湿布—日焼けのケアなど
フェイシャルマスクのおすすめレシピ
・よもぎ—肌の保湿をしたい時
・ジャーマンカモミール+ラベンダー—肌トラブルが気になる時
●肌との相性チェック
ハーブ・スパイスの成分は多方向に働くため、正反対の状態に用いられる場合があります。
肌の調子を整えるとは?
読んで字のごとく、「整える」ために、乾燥肌にも脂性肌にもどちらにも使えるということです。
押さえておきたい試験対策のポイント
・フェイシャルスチームでは、ハーブやスパイスに含まれている揮発性の成分(精油などに含まれる香りの成分P58,P62)を使うということ
・フェイシャルパックは水溶性の成分(P58)を使うということ